「首相は夢見る少年」 「正論」九州講演会 櫻井よしこさん講演 [政治]

12月11日7時56分配信 産経新聞より

 第250回全国縦断「正論」九州講演会(産経新聞社、雑誌「正論」主催)が10日、熊本市のホテル日航熊本で開かれ、本紙「正論」執筆メンバーでジャーナリストの櫻井よしこさんが「政権交代三カ月 この国の行方」と題して講演した。櫻井さんは、鳩山由紀夫首相の外交姿勢が日米の同盟関係に及ぼす影響に懸念を示し、「信頼関係は並大抵のことでは回復できない。それを中国はほくそ笑んでみている」と訴えた。

 櫻井さんはまず、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題に触れ、県外移設に固執する鳩山首相を「夢見る少年のようだ」と批判。普天間問題によって日米関係に亀裂が生じているとの見方を示し、「オバマ大統領は日本に対してつれない態度をとりつつある」と述べた。

 さらに「国家に必要なものは外交力と軍事力」としたうえで、「(外交の場で)政治的な発言が生きてくるのは軍事力がバックにあってこそだ」と強調した。

 続いて「中国は『国家の基盤は軍事力』と考えている。それに対し日本は防衛費よりも子ども手当の予算が大きくなりかねない状態だ」と指摘し、「中国が軍事力をちらつかせてきたとき鳩山さんは反論できるだろうか。日本は実質的な属国になっていくほかないのではないか。これが最も忌まわしいシナリオだ」と強い危機感を示した。

 外国人参政権問題をめぐっても、「政治は日本国籍を持った人がやるべきだという人が多いにもかかわらず、永田町では『(参政権付与を)やろう』という空気になっている」とし、「ここで九州の人たちが立ち上がり、地元の民主党の方に、考え直すよう訴えていかなくてはならない」と呼びかけた

理想を掲げつつも、したたかでしなやかでないと、やっていけない政治の世界。
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